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外壁塗装費用

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2. このような状態は塗り替え時期?劣化症状と対策!

2-1 チョーキング現象

チョーキングとは外壁を触ると手のひらに白い粉が付着する現象のことです。白亜化現象とも呼ばれています。
雨や紫外線によって塗料の中の合成樹脂が分解され、顔料が粉状になって塗装表面に白い粉となって現れたものです。時期としては色あせの次に来る劣化現象です。
チョーキングが発生している外壁は、塗膜が剥がれ防水機能がなくなっており、外壁が守られていない状態です。
また、チョーキング現象は自然な劣化現象ではなく、施工不良が原因で起こることもありその場合は1~3年で起こります。

原因
・紫外線の影響で塗装面の中にある樹脂が分解した場合
・立地条件に合わない塗料で塗った場合に起こる施工不良
・塗料を十分に混ぜない場合に起こる施工不良


対策
まずは補修が必要なほどの進行具合であるのか業者に見てもらいましょう
櫃世であれば塗装を検討しましょう

2-2 外壁塗装の剥がれ

外壁塗膜が膨れや剥がれが出てきている。これは、塗膜の密着不良によって、剥離や浮きが起こっている状態です。この場合は、塗膜が外的刺激から外壁を守る事が出来ませんので、とても危険な状態です。

周辺環境や経年劣化によって剝がれは生じます。また施工不良によっても剝がれは出てきます。この症状が出てくると雨水の侵入に繋がり建物の内部までダメージが及んでしまいます。
また見た目も悪くなり美観を損ねます。

原因
・施工不良
・経年劣化

対策
まずは業者にみてもらいましょう。
放置すると範囲が広がり、水の侵入も出てきます。早めの補修をおすすめします。
部分的補修もしくは剥がれている部分多い場合は外壁塗装をおすすめします。

2-3 クラック(ひび)

クラックとは、壁にヒビ割れが入る現象です。
ヘアークラックとは、塗膜部分に髪の毛サイズの細い線が入る程度の軽度のクラックを言います。
乾燥クラックとは、乾燥によって収縮が起こり塗料が徐々に密着できなくなることによって起こるクラックです。
構造クラックとは、幅0.3mm以上、深さ4mm以上のクラックになります。主に地震、地盤沈下などによる揺れなど建物に外的から強い圧力が加わったことによって発生するひび割れです。
大きさにもよりますが、クラックは放っておくと、建物内部へ水が浸入していき腐食させてしまいます。内部の鉄筋が錆びてしまい、膨張して破損する恐れもあります。
ヒビ割れの大きさによって補修方法が異なります。


原因
・地震による建物の揺れ、震動
・凍結と融解の繰り返し
・建物の不同沈下
・塗料の施工可能な温度以下で施工した場合に起こるクラック


対策(クラックの大きさ別)

・ヘアークラック(幅0.3mm以下):構造上問題ありませんので、放置してもまだ大丈夫なクラックとなります。
・構造クラック(0.3ミリ以上深さ5mm程度):この幅のクラックはモルタルまでヒビが入っているため、シーリング材を注入してしっかりヒビを埋めてから塗装します。
・0.7ミリ以上:Vカット工法を行ないます。ディスクサンダーという機械を使いヒビ割れを20センチ幅まで削り、シーリング材をしっかり注入してヒビを埋め、その後に微弾性フィラーで下塗りをしてから塗装します。

2-4 コーキング(シーリング)の割れ

コーキングを英語で直訳すると「詰め物をする」という意味。
「コーキング工事をする」=「サイディング外壁材のボードとボードの間にできる隙間に詰め物をして、隙間から水や汚れなどが入るのを防ぐ工事をする」という意味合いになります。
サイディング外壁材にあるボードとボードの境目にある継ぎ目を「目地」といいますが、この場所と窓などのサッシまわりには、シールという、ゴム状のものが埋め込まれています。このシールの事をコーキング・シーリングともいいます。新築時、サイディングボードを張り終わった工事の後、はじめはマヨネーズ状になっているシールを目地などに注入していき、時間がたつとゴム状に固まっていきます。
コーキングの役割は
①建物内に水が浸入することを防ぐ
②緩衝材として衝撃を吸収する
という2つがあります。
サイディングボードやALC外壁の隙間を埋めるものとして使われますが、パネルとパネルの間には隙間ができるのでそこにコーキング材をつめて、外壁から水や汚れが侵入しないようにする役割があります。外壁は外気の温度差による膨張伸縮、地震の揺れ、家の歪みなど、目視では確認できないですが常に何らかのダメージを受けています。それらのダメージを和らげる役割がコーキング材にあります。

症状
・しわ、ひび割れ
・剥離
・破断
・欠落


原因
・プライマーの塗り忘れ・塗りムラ
・コーキング材自体の劣化、寿命
・コーキング材の厚み不足



対策
また補修方法としては、「打ち替え(劣化した元のコーキングを全て撤去して、まったく新しいコーキングを充填する施工法)」「増し打ち(劣化したコーキングの上から新しいコーキングを充填する施工法)」という方法があります。

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