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外壁塗装は油性塗料(溶剤)と水性塗料どちらがいいの?

外壁塗装に使われる塗料において、水性塗料と油性塗料(溶剤塗料)のどちらが良いのか・・・?
最近では、業者さんの間でも意見が分かれており、「耐久性なら油性塗料が良い」といった意見や「水性塗料は進化しているので油性塗料に負けない」など、見解によって様々です。
屋根は住宅の中で最も外的ダメージを受ける箇所なので、耐久性の高い塗料選びが必要です。そのため、屋根塗装には一般的に油性塗料が使用されます。さらに1液型塗料より耐久性や密着性の高い2液型塗料の使用が一般的です。 外壁での油性塗料の使用は、臭気などの影響を配慮しなければなりませんが、屋根塗装の場合は比較的臭気の影響が少なくなります。 また、屋根材によっても変わってきますのでベストな塗料を選ぶことが大切です。
以前は水性塗料よりも油性塗料の方が圧倒的に耐久性・耐候性に優れていましたが、現在ではメーカーの品質改良が進み、油性塗料と引けを取らない耐久性・耐候性をもつ水性塗料が登場しています。それに加えて、環境配慮の高さや作業性の良さなどから最近外壁塗装では水性塗料が一般的に使われるようになってきました。

塗料に含まれるもの

顔 料:色のもと
樹 脂:塗膜のもと
硬化剤樹:脂を固める成分
添加物:主に塗りやすくする成分
溶 剤:顔料・樹脂・硬化剤・添加物を溶かしている成分



「油性」でも「水性」でも入っているものは変わりません。溶剤の種類で塗料が「油性」なのか「水性」が分かります。油性塗料の溶剤は「有機溶剤」と呼ばれるものです。
これに対して水性塗料の溶剤は「水」です。これが大きな違いとなります。塗料が乾燥するとき、溶剤が揮発(蒸発)します。水性塗料は水が蒸発するのでほぼ無臭なのに対し、油性の臭いがするというのは「有機溶剤」そのものの臭いがするのです。

塗料は油性(溶剤)塗料と水性塗料に分けられる

塗料には「シリコン」や「ウレタン」・・・、また「断熱」「遮熱」など非常に多くの種類がございます。数が多くて各々にどんな効果があるのか混乱してしまいますが、どの塗料にも「水性塗料」と「油性塗料(溶剤系塗料)」の違いがございます。
外壁塗装用の塗料に含まれる「顔料」「樹脂」「添加物」はそれぞれ液体ではなく固体なので、まず液体で溶かして(薄めて)壁に塗って乾かし、溶かした液体を蒸発させることで壁に密着させるのです。このときに塗料を溶かすのが水なら「水性塗料」、シンナーなどの溶剤で溶かすなら「油性塗料」で、どれくらいの水、溶剤で溶かすのか、などの希釈率に関しては細かくメーカーによって定められており、塗料、塗り方、気温、天気などによって変わってきます。
水性塗料は人体に悪影響や臭いは少ないのですが耐久性が劣ります。油性(溶剤)塗料の方が塗料の効果の持ちが長く、水性塗料に比べて耐久性や防水性に優れています。デメリットとして油性塗料には「臭い」があります。有機溶剤を溶媒としている分、溶剤塗料の方が臭いがきついのです(水性ペンより油性ペンの方が臭いがきついのと同じ感覚です)。臭いがどうしても気になるという方は、水性塗料を使用されるのをおすすめします。
 
一般的に油性塗料と言われている塗料は溶剤で溶かしているので溶剤塗料の事ですが、水性の反対ということからか油性塗料と呼ぶことが多いようです。

油性塗料(溶剤塗料)について

水は飲んだり近くに置いてあったりしても特に健康被害などはない無害な液体といえますが、油性塗料に使用するシンナーなどの有機溶剤は「他の物質を溶かすための物質」ですので、身の回りの物質だけでなく、人体にとっても危険な有害物質です。油性塗料はシンナーの強烈な臭いを発します。臭いの感覚は個人差がありますが、気分の悪化や頭痛、食欲不振など人体への影響も考えられます。


「溶剤」と「弱溶剤」
油性塗料は希釈に使用する溶剤の違いで「溶剤(強溶剤)」と「弱溶剤」に分かれており、溶解力が強い種類にはアクリルシンナーやラッカーシンナー、ウレタンシンナー、エポキシシンナーなどがあります。
これらの強溶剤を使う塗料ということで溶剤系塗料は「強溶剤塗料」、または単純に「溶剤塗料」と呼ばれ、強溶剤で塗料を溶かして壁に塗っていく塗装工事というのが今までは主流でしたが、現在においては、外壁塗装における環境や人体への被害を少しでも減らすために、国で「VOC削減」という理念を掲げています。人にも環境にも有害な強溶剤塗料はできれば使わない方が良い、ということで、大手メーカーは溶剤塗料を進化させて、弱いシンナーでも溶けるような塗料「弱溶剤塗料」を開発しました。
弱溶剤塗料は、シンナーの中でも比較的に刺激が少ない「塗料用シンナー」で薄めて使う溶剤系塗料で、臭いだけでなく人体や環境への害も、以前に比べて少なくなっています。従来の油性塗料よりも使用しやすい、今の現代に合った油性塗料です。
どうしても油性塗料を使用したい場合は、弱溶剤タイプの塗料を考えてみてはいかがでしょうか。

*VOC(揮発性有機化合物)とは、Volatile Organic Compounds)の略称。シックハウス症候群などの健康被害や、大気汚染などの環境被害を引き起こす原因物質の一つとされている。

水性塗料について

水性塗料とは、塗料の主成分が水で出来ており希釈にも水を使う為、独特のシンナー臭が無い優しい塗料です。VOC削減の理念を受け、さらに環境に良い塗料の開発が進んだことにより登場したのが「水性塗料」で、この塗料はシンナーを一切使用せず、水を使って薄めるため、溶剤系塗料に比べると大幅なVOC削減効果があります。
 この「シンナーを使わない」という特徴から、水性塗料は時に「臭いがしない」や「安全」と紹介されることもありますが、実際は水性塗料でも無臭で無害というわけではありません。
塗料を安定させるためのVOCが若干入っているので、臭いが全くしないわけではないので、きちんと換気がされているところで使用する必要がありますし、水性塗料が入った容器にも気を遣う必要があります。「換気のよい場所で取り扱い、容器はその都度密栓してください」と表記してあるメーカーもあります。
水性塗料よりさらにVOCを減らした塗料「無溶剤型塗料」や「VOCフリー塗料」も開発・研究が進んでおりますので、将来的にはもっと無害な塗料も広まっていくでしょう。

油性塗料と水性塗料のメリット・デメリット


油性塗料
<メリット>
・長持ちする傾向がある・艶を維持しやすい
・汚れがつかない時期が長い・さびが発生しにくい
・金属にも密着・低温でも乾燥させやすい


<デメリット>
・臭いが強い・価格が高い少し高め
・引火性を持つものもある


水性塗料
<メリット>
・臭いが少ない・近所迷惑や住む人の害になりにくい(無害ではない)
・現場での保管が楽 ・害が少ないので置いておいても危険が少ない・価格が少し安め


<デメリット>
・油性より少し寿命が短い・もしくは少しもろくなりやすい
・塗装出来ない下地が多い・特に鉄などには使えない水性塗料が多い
・艶が落ちやすい・低温で塗る事が出来ない・雨が多いと塗りづらい


ひと昔前に比べると油性と水性の塗料の大きな違いというのは少なくなってきており、メーカーも「水性塗料が求められてきている」ということで、水性塗料の開発により力を入れています。
なぜなら、シンナーなどの有機溶剤を使わない水性塗料は人体や環境に害が少なく、住宅塗装の際にもご近所に刺激臭が拡がらないため、塗装業者側も施主側も利用を希望する人が増えてきているからです。ただ、水性塗料だけでは対応出来ない下地も今はまだあります。まだまだこれから開発の余地はありますが、今後さらに水性塗料が油性塗料の性能に追いつくことが出来れば、様々な下地に適応するような塗料が増えてくるでしょう。油性と水性の違いに悩んだときは、塗料の専門家に、家の状況に最も適したタイプを選んでもらいましょう。

1液型と2液型の塗料ができた理由

なぜ、1液型塗料と2液型塗料があるのか・・・?
それは使いやすさのためです。
もともとは使用する直前に混ぜ合わせる2液型しかなかった塗料ですが、配合が厳密で失敗しやすい、次の日まで持たないので混ぜすぎるとムダが出るといったデメリットを解消しようと1液型が開発されました。2液型に比べて手間がかからず失敗が少ない分、耐久性は少し劣りますが、塗装する場所を選んだり、誰でも作業できることを考えれば、1液型は利便性に優れています。ただ、使用できる範囲が限られてきますので、1液型で検討されている方は塗料が使用可能かどうかあらかじめ確認してから使用する必要があります。
とはいえ、それぞれメリットもデメリットもあります。ですから、塗料を塗る場所や扱う人の塗料の知識の違いによって使い分けるのがおすすめです。
そもそも塗料には「アクリル樹脂」「ウレタン樹脂」「シリコン樹脂」「フッ素樹脂」といった塗料のグレードを指している基準があり、それらすべてのグレードに存在している種類分けが、1液型と2液型となります。
塗料は、使用する前にグレードや水性、油性に加え1液型と2液型のうち、どの塗料が必要なのかをあらかじめ調べてその特性を知っておく必要があります。

1液型と2液型の塗料はどこが違う?

1液型と2液型の大きな違いは耐用年数の違いです。耐用年数は耐久性(耐候性ともいう)に比例しており、耐久性が高い塗料ほど、より長い期間外壁を守ることが出来ます。
塗料の分類には、いろいろな基準がありますが、もっとも基本的なものは主成分である樹脂が何であるかです。アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料という名称は、主成分の樹脂名を冠した塗料の分類です。樹脂は、塗膜の耐用年数に直結するため、そのまま塗料のグレードにもなっています。例えば、アクリル塗料は価格だけで比べると安いです。しかし耐用年数が4~7年で外壁塗装の塗り替えが必要になってきます。逆にフッ素塗料は価格は高いけれど、15~20年は耐用年数があるといわれています。
では、1液型と2液型はどんな分類なのかといえば、これは塗料のグレードを指すアクリル樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料、シリコン樹脂塗料、フッ素樹脂塗料の全てに存在する分類となります。それぞれのグレードの塗料のすべてにおいて、1液型と2液型があるのです。1液型塗料は、それだけで塗料として使える製品、2液型塗料は使う直前に混ぜ合わせることで塗料として使えるようになる製品を表しています。海が近くて塩害被害がある地域、昼と夜の寒暖差が激しい地域や周りに建物がないため日差しが一日中当たる地域、また晴れが多く日照時間が長いなどの外的要因によって、耐用年数は大きく変化しますが、同じ環境に1液型と2液型の家があったとしたら、2液型の方が3年ほど長持ちする傾向にあるということです。

1液型塗料

1液型塗料は、すでに硬化剤が配合された状態で販売されている塗料です。それだけで使えるといっても、外壁塗装など塗布する際には、これを水やシンナーなどで薄める必要があります。取り扱いが比較的簡単で、素人でも失敗が少ないことからDIY向けにホームセンターなどでも販売されていて、私たちが店頭で目にする塗料のはほとんどがこのタイプです。
ただし、用途の向き不向きはありますので、使いたい場所が適しているかを確認することが必要になります。

<1液型塗料を塗布するのに向いている素材・箇所>
1液型塗料は、密着性に若干劣るため、下地の素材を選びます。
・コンクリート・セメントモルタル・サイディングボード・各種旧塗膜

※1液型を使える場所は基本的にこれら4箇所となっています。使用可能な範囲が狭いため、誤って使えない所に使用しないよう注意が必要です。

1液型塗料のメリット・デメリット

<メリット>
1液型塗料のメリットは、なんといっても塗る前に混合する手間がかからず、簡単に塗り始めることができる点です。その分、外壁塗装にかかる時間を短縮できますし、その日にすべて使い切らなくても、翌日の作業に持ち越すこともできます。また、価格も1液型のほうが比較的安いので、予算を抑えることができます。

<デメリット>
一方、デメリットは2液型に比べるとやや耐久性が落ちるという点があります。外壁塗装は意匠や美観を保つ役割もありますが、建物を保護することが最大の役割ですので、耐久性で劣るのはデメリットのなかでももっとも大きなポイントといえるかもしれません。
また、若干耐久性に劣ることから使用用途が限定されるため、すべてを1液型塗料で済ませるのは難しいかもしれません。1液型で検討されている方は塗料が使用可能かどうかあらかじめ確認してから使用する必要があります。

2液型塗料

2液型塗料は、主剤と硬化剤を決まった配合で混合し、それを水やシンナーで薄めて使う塗料です。主剤と硬化剤が別々の缶に入っていて、それを外壁塗装を行う直前に混ぜ合わせて使います。あらゆる用途に対応できるため非常に使い勝手が良い所が特徴的です。また、塗料の耐久性も高いので、長期にわたって剥がれ落ちにくくなっている点も2液型の長所と言えるでしょう。忘れてはいけない点として挙げられるのは、塗料を混合した後すぐ使用する必要があるということです。混合後は、6~8時間で固まってしまうため、時間的なリミットもあります。また、時間が経てば経つほど、粘度が増してしまい、塗りづらくなります。もともと1液型だけだった塗料ですが、2液型が開発されてからは外壁や屋根など屋外の環境が過酷な場所の塗装は2液型塗料で行うことが主流となりました。ところが最近は、手軽に使えることから再び1液型の研究・開発が進み、1液型塗料の使われる場所も増えています。

<2液型塗料を塗布するのに向いている素材・箇所>
塗布する場所・箇所を選ばないのが2液型塗料です。
・コンクリート・セメントモルタル・サイディングボード・各種旧塗膜
・ALCパネルスレート板・スレート板・鉄・亜鉛メッキ銅・アルミニウム
・ステンレスなどの金属

※塗布する直前に硬化剤を混ぜ合わせるので、化学反応が強力に起こり、密着が難しい金属にでもしっかりくっついて固まります。

2液型塗料のメリット・デメリット

<メリット>
2液型塗料のメリットは、耐久性に優れていることです。また、硬化剤を混合しなければ、別々の状態で保管でき、混ぜ合わせる前の塗料は保管しやすいのも特長になります。しかも、保管場所に注意は必要ですが、すでに硬化剤が混合されている1液型塗料に比べると、長く保管できるのもメリットだといえます。塗る場所を選ばないので、1液型塗料では無理な場所でも使うことができます。

<デメリット>
デメリットは、まず使う前に混合の手間がかかることです。しかも、きちんと硬化させるためには、決められた配合通りに厳密に混合する必要があり、その誤差は5%以内が目安です。
また、混ぜ合わせたら数時間で固まってしまうのですぐに使い切らねばならず、手間を省くために多めに混合しておく、というわけにはいきません。気温の影響も受けやすく、季節やその日の天気・気候を見定めるとともに何時間でどのくらい塗装ができるかといった見極めも必要になります。主剤と硬化剤の混合は、正確に行わなければならないため、正しい知識を持った職人しか施工ができず、塗料そのものも1液型に比べると割高です。そのため、すべての箇所を2液型塗料で塗ろうとすると外壁塗装の施工総額が思った以上に高くなってしまうことがあります。


1液型塗料、2液型塗料ともにメリット・デメリットがあります。例えば、外壁塗装には1液型塗料を使い、直射日光に含まれる紫外線などの影響がより強く、劣化も進みやすい屋根塗装には2液型塗料を使うといった使い分けは、よく行われています。また、1液型塗料はどこにでも使えるわけではないので、1液型が使える箇所は1液型塗料を使い、金属などの場所は2液型塗料を使う方法もあります。
外壁塗装をする場合は、1液型塗料と2液型塗料それぞれのメリットとデメリットを理解したうえで、使い方を分けることをおすすめします。

塗料の種類

「塗料=着色顔料(色)+樹脂(ボンド)
塗料は基本的にアクリル樹脂・ウレタン樹脂・シリコン樹脂・フッソ樹脂からできており、樹脂はボンドの役割をはたしています。樹脂に顔料を加えて塗料となり、耐久性の良い順にフッ素・シリコン・ウレタン・アクリルとなります。また特殊塗料として光触媒・ハイブリット塗料などがあります。

アクリル塗料の特徴

耐用年数 4~6年

1950年頃から開発・製造が始まりました。当時は発色の良い画期的な塗料として人気を集め普及していきましたが、その後ウレタン樹脂塗料やアクリルシリコン樹脂塗料などの高性能な塗料が次々に開発され、現在では需要は少なくなっています。しかし、安価で購入できることやカラーバリエーションが豊富なこと、扱い(希釈や攪拌)が容易なことなどでDIY塗料としては人気があります。また、使用用途・使用箇所によってはアクリル塗料が適している場合もあります。アクリル塗料の最大の魅力は価格の安さです。発色が良く重ね塗りなどの施工性にも優れており、高温でも変色しにくく、独特のツヤ感と滑らかさを持つので、デザイン性を重視したい場合や、鮮やかさを強調したい場合におすすめです。

メリット
コストパフォーマンスが良い  
ツヤ・光沢がありハッキリした色合いになる
塗料の種類が豊富
重ね塗りに富んでいる
近年では高性能なアクリル塗料も出てきた  誰でも使いやすい塗料

デメリット
耐用年数が4~6年前後と塗料の中で一番短い   
耐用年数・機能性を見ると費用対効果は薄い  
頻繁に塗り替えが必要になる 
塗膜が硬いため、ヒビが起きやすい

ウレタン塗料の特徴

耐用年数 7~10年

15年以上も前は、ウレタン塗料という塗料は大変高いコストパフォーマンスの塗料と言われていました。しかし、塗料の開発が進みシリコン塗料が普及されるようになり、次第にウレタン塗料の需要が減ってはきたものの、塗料の中では安価な塗料です。ウレタン塗料は耐久性に富んでいることはありませんが、考え方次第ではとても扱いやすい塗料となります。木製素材や鉄材の着色にも向いており、プラモデルから家具・フローリング・外壁までさまざまな塗装に用いられています。塗膜が柔らかく下地との密着性にも優れているため、付帯部(軒天・雨樋など)でよく使われています。ウレタン材特有の光沢ある塗膜を作るので、ピカピカ光るような高級感あふれる光沢仕上げとなります。またヒビが発生しやすい外壁に利用することで、ヒビが入りにくくなります。どの塗料であっても、メリットとデメリットはあります。使用する箇所を検討し塗料の性質にあったものを選択するようにしましょう。

メリット
光沢のある仕上がりになる
色が豊富
単価が安い 
耐薬性が高いので、薬品工場の外壁等に使用しても劣化しにくい
弾性があり、ひび割れしにくく伸縮性のある素材に用いるのに適している

デメリット
耐用年数が7~10年前後と短い
紫外線に弱く黄色く変色しやすい
湿度の高い時期に塗布すると塗膜性能が落ちることがある  
防汚性が低い
水分との相性が悪い
使いかけの塗料の貯蔵が難しい

シリコン塗料の特徴

耐用年数10~15年

迷ったらシリコン塗料を使うべきと言われている定番塗料であり、よく使われている塗料の1つです。近年、外壁や屋根などに採用される事が多くコストパフォーマンスが高いお馴染みの塗料です。シリコン塗料は70%以上のシェアを誇り、日本で最もよく使われている塗料です。シリコン塗料は約600℃に耐える高耐熱性があり(ただしアクリル樹脂と共縮合させたアクリルシリコン樹脂は、耐熱性が200℃に落ちます)、耐水性・対候性にも優れ、汚れを寄せつけない特性をもつなど耐久性に優れています。また非常に安定した性質が一番の特徴で、防水・防汚・防カビ性に優れています。このほか、シーリング材や建築保護材・医療器具などの塗装にも使われています。値段と耐久性のバランスがとてもよく、塗装店からの信頼も非常に高い塗料になります。高耐候性、遮熱機能、汚れにくい、艶もカラーバリエーションも豊富で塗料のグレードや商品により価格や耐久性が決まります。


メリット
コストパフォーマンスが高い  
防汚・防水性が優れている  
高耐熱性に優れている
塗膜の光沢保持率が高く綺麗なツヤが出る
種類が豊富なので希望に合わせた塗装が可能


デメリット
重ね塗りをするには不向きな塗料  
シリコン塗料は伸びが悪く、ヒビ割れがしやすい  

フッ素塗料の特徴

耐用年数15~20年

寿命がとても長い機能性塗料です。
一般的なアクリル系塗料やシリコン系塗料と比べると、雲泥の差で高い機能性効果を発揮します。とてもクオリティが高いフッ素塗料ですが、まだまだ需要と供給が少ないという影響から価格は高めです。フッ素の持つ高性能により、汚れや雨・紫外線に強く、耐用年数は外壁塗装の塗料の中で一番長いです。フッ素樹脂の特性から、フッ素系塗料はアクリル系塗料やシリコン系塗料に比べ耐候性にも優れており、一度塗装すれば長期間塗り替えを行う必要がないため、長い目で見た場合のコストを抑えたい方にはおすすめです。またフッ素塗料は、航空宇宙産業機器にも数多く利用されています。なかなか手入れができない高層ビルや、耐久力が優れていることが必須条件である航空機器で積極的に取り入れられているほど、フッ素塗料は屈強な塗料なのです。フッ素の素晴らしさは、フライパンに加工されているフッ素加工が証明していますので、素人の方でも理解しやすいと思います。汚れを寄せ付けず綺麗な状態を保ち塗膜の寿命を高めます。素晴らしい塗料なのになぜフッ素塗料は普及しないのか、その理由は価格の高さにあります。その為、大きな建物には採用されているのですが、なかなか一般住宅では採用されにくい塗料でもあります。耐久性が優れているということから、塗り替えがなかなかできない東京スカイツリーのような、特別な建物に使われています。他に六本木ヒルズ内の「六本木ヒルズ森タワー」にもフッ素塗料が使われていますが、2003年の完成から今なおその美観は高く、外観の高級感を維持し続けています。
(※他、横浜レインボーブリッジ・後楽園ホール・国立劇場など)

メリット
耐用年数が15~20年と外壁塗装の塗料の中で一番長い
塗膜の寿命の長さ
親水性
耐候性
防カビ性・防藻性
メンテナンス回数を減らすことができる
耐摩耗性に優れているので光沢の保持期間が長い
新築のような光沢の綺麗さ

デメリット
価格が高い 
ツヤを完全に抑えられない
一般家庭での施工実績が少ない

光触媒塗料

人類にとって光は欠かす事のできない、エネルギーです。この光のエネルギーとの化学反応で有害物質を除去する「光触媒」、環境を浄化する「光触媒」の働きが今さまざまな場面で注目を浴びています。

光触媒塗料・・・自然の力で汚れを落とすことができる「セルフクリーニング効果」、建物に太陽光などの熱を伝えにくい「遮熱効果」、空気中の汚染物質を酸化し、除去する「空気清浄効果」の3つが光触媒塗料の主な特徴といわれています。その理由は、原料の酸化チタンに関係しています。酸化チタンの特性として「超親水性」があります。親水性とは水と物質との馴染みやすさのことで、ガラスなどに水が付着すると水滴を作りますが、親水性が非常に高いとその水が水滴にならずに薄い膜が広がります。このことを超親水性といいます。酸化チタンは日光などの光を浴びることにより親水性が超親水性に変化するため、塗料部分に水膜ができることで静電気の発生を防ぎ、ちりやホコリが付着しにくくなるのです。また、油や排煙(主に排気ガスなどの大気汚染)によりついた外壁の汚れは、酸化チタンにより作られる活性酸素の働きで分解されて再び浮かび上がり、雨と一緒に洗い流されます。これが光触媒のセルフクリーニング効果であり、防汚性が非常に優れているといわれるところです。そのほか、光触媒には、赤外線を反射することで外壁に熱を蓄積させない遮熱効果を持ったものや、活性酸素が空気中の窒素化合物を酸化して空中除去する清浄機能を持つような塗料も開発されています。光触媒塗料はその特性から、家の前面道路の交通量が多く、車の排気ガスで汚れやすい環境に建つ住宅や、広い敷地に建つ日当たりの良い住宅、外壁の色が真っ白な住宅などで大きな効果を発揮します。特に白は汚れが目立つので、光触媒塗料の性能を十分に発揮できるでしょう。
逆に、光触媒塗料は日光などの光を浴びることで性能を発揮するため、建物同士が隣接するような日光や雨が当たらないところでは効果を発揮しなくなってきます。また光触媒塗料は、非常に扱いにくい塗料で、酸化チタンを塗膜に平均的に散りばめないと効果が期待できないので、均等に塗布できる施工技術が必要となってきます。シリコン系塗料などと比べて塗料価格が高く、施工費用も割高傾向にあるといわれています。


メリット
セルフクリーニング機能(汚れを太陽の光で分解し、雨で流す)
耐用年数が長い カビや藻にも強い
空気をキレイにする!ウイルスの増殖を防ぐ
遮熱効果が高い
親水性が高い
白い壁をもっとも白く長く保つ


デメリット
コストが高い
屋根用の光触媒の塗料がない
塗るのが難しい塗料(下地が悪いと影響がでる)
日光や雨があたらないところでは性能を発揮できない
艶がでない
塗膜が固い


光触媒塗料は、耐用年数が長くて環境にも優しい非常に優れた塗料です。しかし施工例が少なく効果がはっきりしないというデメリットも抱えています。このように多くのメリットがある反面、デメリットもあります。採用するにあたっては、デメリットについても十分に理解した上で決定することが重要です。またどんなに優れた塗料でも、施工が正しくないとその性能を十分に発揮することはできません。光触媒塗料に興味があっても安易に選択せず、実際に光触媒塗料で塗装した経験を持つ業者や施工実績が豊富な信頼できる業者に相談し、塗料の持続性や劣化状況などをよく確認することが大切です。

ハイブリット塗料

耐用年数15~20年
ハイブリッド塗料とは、2つ以上の異なる特性を持つ成分を結合させてできた塗料のことをいいます。塗料にはアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素など様々な種類の素材があり、どの素材にも長所・短所があります。それらの素材を組み合わせることで短所を補い合い、長所を活かそうとして開発されたのがハイブリッド塗料です。ハイブリッド塗料の特徴としては、耐久性、耐候性、低汚染性など様々な機能を併せ持つ塗料となっているという点が挙げられます。今では次世代型の機能性塗料として様々なハイブリッド塗料が登場しており、たとえば、耐久性が高い、不燃性、汚れに強いといった無機のメリットと、柔軟性が高くクラックに強いという有機のメリットを組み合わせた有機・無機のハイブリッド塗料などが販売されています。

無機塗料・有機塗料?そもそも無機塗料ってなんだろう?と思いますよね。無機物、有機物に関して簡単に言うと、無機物は生命が作り出すものではない鉱物などの事で、有機物は生命が作り出す化学物質などの事です。無機物というのはガラスやタイル、レンガ、石などの鉱物を指します。これらは、紫外線等の強力な成分が強く当たっても劣化する事がありません。例えば…窓ガラス!いくら強い紫外線が当たっても劣化しないですよね。そんな無機物を塗料の成分に採用する事で、より強く耐久性に富んだ塗料とする事を可能とした理想的な塗料が無機塗料です。ただ、無機物(堅い鉱物)だけでは外壁に貼り付ける事が出来ないため、無機塗料といっても実際は、有機樹脂の中に無機物をちりばめて混ぜてある無機物と有機物の混合塗料といえます。一般的なアクリル塗料やシリコン塗料は有機塗料と呼ばれるものに対して、無機塗料は無機物を含んで作られており、従来の有機塗料とは全く違う効果を発揮します。
有機物が配合されている事により、残念ながら劣化は発生してしまい、塗膜に寿命が発生してしまいます。しかし、無機物を使っている分長い寿命を発揮する事が出来るという事となります。寿命等に関してはその有機化合物がなんなのかによって決まります。例えば、シリコン樹脂に無機物を混ぜた無機塗料であればシリコン樹脂塗料と同様の耐用年数(10年~15年)ですし、フッ素樹脂に無機物を混ぜた無機塗料であればフッ素樹脂塗料の同様の耐用年数(15年~20年)となります。
寿命はありますが、無機物と有機物を配合した、塗料としては最高級の素晴らしい効果を発揮する塗料です。その一つとして超耐候性です。外壁の塗料の中で間違いなく耐久性も耐候性も一番の塗料ですから、なによりも耐久性を求める人には最適な塗料です。汚れにくいことも、無機塗料の特徴の一つです。特殊塗料の光触媒塗料に匹敵するほど汚れに強いのです。ガラスやタイルを想像していただくと理解しやすいですが、無機材というのは親水性が非常に高く汚れが表面に付着したとしても雨で上手く洗い流す事が出来ます。また、静電気が起きにくい性質がありますので、ホコリなどのゴミも寄せ付けない塗膜とする事が出来ます。はっ水性も高いので、カビが出来にくいクリーンな外壁塗膜とする事が出来ます。また高い不燃性です。周りで火事が発生しても延焼しずらいです。100%無機材のみで作られておらず有機材も配合されていますので、全く燃えないのではなく燃えにくい塗料となります。
無機塗料は、有機塗料とのハイブリット塗料ですから、どんな有機塗料と混ざっているかで、機能が変わります。


メリット
フッ素を超える耐候性
光触媒塗料に匹敵する耐汚性
カビ、こけが発生しにくい
不燃性
まく有機塗料とブレンドすれば、クラック(ひび割れ)に強い


デメリット
高額な塗料
塗料を塗る技術が求められる
塗ることができない素材がある
色のバリエーションが少ない
艶が消せない
 
無機塗料というのは非常に優れた塗料ですが、施工方法によっては低品質にもなり得ます。
価格は他の塗料と比べると高めですが、長期間で考えるとトータルコストが削減できるでしょう。無機塗料本来の効果を出すには、技術・品質の高い業者に依頼することが大切です。対応や見積もり、保証内容などさまざまな点を比較して、安心できる業者を選ばれることをおすすめします。

まとめ

塗料にはそれぞれに特徴やメリットデメリットがあるので、塗装をする場所や目的にあったものを選ぶことが重要です。現在ではメーカーの品質改良が進み、油性塗料と引けを取らない耐久性・耐候性をもつ水性塗料が登場しています。それに加えて、環境配慮の高さや作業性の良さなどから最近外壁塗装では水性塗料が一般的に使われるようになってきました。
塗り替えのサイクルを10~15年を超える長期にするのか、10年以内でのメンテナンスを定期的に行うかでも塗料の種類はかわってきます。
塗料選びで迷ってしまい塗装業者に依頼する場合、一番よい提案をしてもらうためにポイントをきちんと抑えてどのような塗装をしたいか。優先順位をきちんと伝えるようにしましょう。
外壁塗装は家を長持ちさせるだけでなく、保護、防水、美観さまざまなメリットがあります。塗料の耐久性を理解して最適なタイミングで外壁塗装を行うことで、コスト面でのメリットだけでなく、快適な生活環境を継続することができるのです。
外壁塗装は建物の現状・環境にあわせた塗料の選択をしましょう。

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