外壁塗装の悪徳業者を見分ける9つのポイント!!
外壁塗装の業者選びをはじめる前に、 まず知識として頭に入れておいていただきたいのが、ひと昔前に比べると、ずいぶん減ってきたもののいまだに「悪徳業者は存在する」という事実です。
悪徳業者に騙されてしまう一番の原因は、 「悪徳業者かもしれない」 という危機意識が欠けていることにあります。
すべての塗装業者を「悪徳業者かも…」と疑ってかかる必要はありませんが、気にかかる点が垣間見れたときは、そのまま流してしまわず、“おかしい”と感じる部分について、問題ないかをきちんと突き止めることが重要です。
この記事では「悪徳塗装業者事例」をもとに塗装の悪徳業者を見分ける9つのポイントをご紹介します。
1. 悪徳業者事例
1-1 いきなり訪問してきて緊急性をあおる業者
「外壁の塗装が劣化してきている、このままでは大変な事になる」と、緊急性をあおってきます。
いきなり訪問してきて緊急性をあおる流れは、悪徳業者特有の手口です。
そのまま聞いていると、あの手この手と不安を煽るような言葉で契約しないといけないという錯覚に陥ってしまい非常に危険です。
1-2 所在地が曖昧
訪問販売業者が多い理由として、会社の実態が無いこと、またクレームが起きても逃げやすいように会社の存在をわかりにくくしている、 といったことが挙げられます。
依頼をする前に、会社情報、所在地、連絡先などは必ず確認しておきましょう。 所在地が曖昧であるということは、いつでも連絡を絶って立ち去れる環境であるとも言えるからです。
たとえば「詳細な住所を教えてもらえない」「住所がワンルームマンションになっている」などの業者には、疑いの目をもった方が良いかもしれません。
1-3 見積りと違う高額な請求
只今この地域でキャンペーンを行っていますといって突然訪問してくるパターンです。
屋根、外壁などの点検を無料で行うと言って訪問し、点検後、実際は不具合が無くても 「このまま放っておくと危険です」などと不安を煽って工事を促してきます。
キャンペーンということで依頼したが相場の金額よりもかなり高く、工事が完了して3か月ほど経つと、塗装が剥がれてきた…というずさんな工事が後になってわかった。
このような事例は訪問販売の営業をしている業者によくみられます。
悪徳業者に騙された中でも報告の多い事例ですが、実は騙されていることに今でも気が付いていない方も中にはいらっしゃいます。
悪徳業者は、上手い話でお客様を騙して契約を取ろうとしてきますので、即決をしないで慎重に決断するようにしましょう。
1-4 大幅な値引き
「早くやらないと大変なことになる」と不安を煽ったうえに「本日中にご契約いただければ、工事費を半額にいたします!」 などと言った大幅な値引きで早く契約するように迫ります。
これは営業専門の会社に多いパターンです。 最初の金額を高額に設定しておいて30万、50万、半額など、極端に大きな金額の値引きをしてきます。このような業者の話には耳をかさず一旦検討しますと即答はしないようにしましょう。
もともと塗装は値段があってないようなものなので、値引きを理由にその場で契約を迫られても契約はせず、必ず複数の業者に見積りを取って相場を確認しましょう。