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外壁塗装費用

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戸建 2階建て 30坪

外壁 シリコン塗料

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6. メンテナンス方法

6-1. コーキング補修 (目地のひびや割れ)

目地やサイディング部分の割れには、コーキング補修をします。目地のコーキングが劣化してくると、割れが起きてしまい、中の部材がむき出しになってしまいます。目地部分が割れてしまったり、やせ細ってしまうと、地震などの衝撃に弱く、雨水も浸水してしまい、サイディング自体の傷みに繋がります。
補修には、打ち替え、または増し打ちという方法があり、既存のコーキングの状態によって使い分けます。(※樹脂系サイディングにはコーキングが使用されていないため補修は不要です)

【打ち替え】約700~1,000円/m 古いコーキングを撤去し、新しいものを打ち込む方法です。
【増し打ち】約400~700円/m 古いコーキングの状態が良ければ、その上から新しいコーキングを追加する方法です。

6-2. 塗り替え 塗膜の劣化(色あせ・チョーキング・カビ)

■塗り替え(60万円~150万円/30坪)
色あせやチョーキングなど、塗膜が劣化してしまったときは、塗り替えを行いましょう。の塗料が紫外線で劣化すると雨水を吸水するようになり、建材自体の耐久性が低下してしまいます。塗装をすることでサイディング自体の防水性を復活させ、新築時のように蘇らせることも可能です。既存とは異なる色の塗料で塗り替えて、外観の印象をガラリと変えることもできます。

6-3. 張り替え (サイディングボード自体の劣化)

サイディングは傷みの状態が進むと補修や塗装ではなおす事が出来なくなってしまうので張り替えを行いましょう。塗装や補修で定期的にメンテナンスをしている場合でも築30年前後を目安に張り替えをおすすめします。

【一部張り替え】(~数十万円)
傷みの酷い一部だけを差し替えるような張り替えも可能です。
但し、既存のサイディングがない場合は似たような製品で代用することになります。


【カバー工法】(110万~220万円/30坪)
既存のサイディング外壁の上に新しいサイディング外壁を張っていく工法です。既存のサイディング外壁を解体する必要がないので処分する手間や費用がかかりません。外壁材が二重になることで、断熱性や遮音性がよくなります。ただし外壁材の負担を和らげるために、新しく使用するサイディング外壁材は軽量である金属系サイディングにすることが多いです。建物の構造や経年劣化の状態によっては、カバー工法が選択できないこともあるので注意が必要です。


【張り替え】(150万~280万円/30坪)
張り替えは、既存のサイディング外壁を解体、撤去して新たなサイディング外壁を取り付ける工法です。
既存のサイディング外壁の解体費や処分費などの費用が掛かります。
新しいサイディングと取り換えることで新築のような仕上がりになります。また、既存のサイディング外壁を解体することで下地や構造躯体の劣化を見つけることができ補修や補強ができます。

7. まとめ

今回はサイディングについてお話をさせていただきました。
サイディングのメンテナンスは、劣化の症状が出ていたら実施する必要があります。
「我が家の外壁の劣化は、どの方法でメンテナンスするのがよいのだろう?」と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。

外壁の劣化症状、進行具合、外壁の種類によって補修方法はことなってきます。気になる症状が出てきたら業者に家の状態をみてもらってメンテナンスをお願いしましょう。劣化したまま放置し続けると、住まいの寿命を縮めることになります。

一つでも気になる症状が出てきたら専門業者へ点検を依頼しましょう。
①色褪せ・チョーキング
②コーキングの劣化
③カビ・コケの発生
④外壁のひび割れ
⑤反り・浮き
⑥爆裂・欠落
サイディングの劣化は早期発見で部分補修や塗装メンテナンスをする事で防ぐことが出来ます。傷んでいるまま放置せずに、7.8年を過ぎたら一度専門の業者に点検を依頼しましょう。

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