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2-2.塗装で建物の寿命を延ばす

また雨水の浸入により雨漏り被害だけではなく様々な被害へと広がります。水の侵入で雨水の通り道ができてしまうため、降雨のたび雨水が建物内部へ浸入するようになり、木造の柱は湿気によって腐食しはじめます。さらには、湿気を含んだ木材をシロアリがむしばんでいき、建物の耐久性があっという間に低下してしまいます。他にも、水分を含んだ外壁材にカビや藻が発生したりと建物の外観を損なう可能性もあります。このような状態に陥る前に、私たちは早めのメンテナンスをおすすめしています。定期的なメンテナンスで建物の寿命を延ばすことが出来ます。
一般的に、外壁塗装をするタイミングは築10年と言われていますが、周辺の環境や天候などによって建物の劣化状況も異なってきます。うちは大丈夫かしら?防水機能が低下していないか?そのサインを見逃さないため、いくつか症状をまとめてみました。

3. 外壁防水が必要な建物の症状

3-1 チョーキング現象

壁を触ったら手に白い粉が付いた… こんな経験はありませんか?
壁を触った時に白いチョークを擦ったような白い粉が手の平に付いてしまう現象。 
これをチョーキング現象と言います。  
「白亜化現象」「塗料の風化」「粉が吹く」とも言われています。 



チョーキング現象は塗膜(外壁に塗料を塗って出来る膜)の中にある顔料が粉化して表面に出てくる現象なので、顔料が含まれていないクリアー塗料など、チョーキング現象が起こらない塗料もありますが、色がついている塗料のほとんどは劣化とともにチョーキング現象は起こると考えてよいでしょう。


 チョーキング現象の原因は年月が経つにつれての経年劣化です。 
塗膜が長期間、雨風と紫外線によるダメージを蓄積した結果、塗膜が薄くなって劣化した塗料の成分である顔料が外壁の表面に現れる現象のことを言います。


  保護膜である樹脂や、塗膜として安定させてくれていた添加剤がある程度分解してしまった塗装面は、顔料がむき出しになってくるのです。この顔料も劣化して、粉に戻ってしまい、表面で粉化した状態がチョーキング現象となります。 


チョーキング現象を放っておくとヒビや壁が歪んで隙間が生じるものです。
またその隙間から、雨が入りこんだりカビ菌が入り込んだりして、外壁塗装は大きな工事になってしまいます。 チョーキング現象は直接的には建物が倒壊する原因とはなりませんが、チョーキング現象が起きているということは塗膜の防水性が失われた状態となっています。


塗膜の劣化は外壁内部への浸水を許してしまい、雨漏りなどを引き起こす原因となるので、外壁塗装をして新たな塗膜を形成してあげる必要があるのです。

3-2 クラック

「気が付いたら外壁にひび割れ?」とても不安になってしまいます。
このひび割れは、外壁塗装では「クラック」と言い、程度の軽いものから重いものまであります。


 程度の軽いクラック(ひび割れ)なら緊急な対応は必要ありませんが、溝の深いクラック(ひび割れ)は要注意です。


 例えばモルタル壁だと、一番表面が塗膜(塗装の膜)で、その内側にモルタル、金網、防水シート、下地の板などが続いています。 
わずかなクラックなどはこの塗膜だけのひび割れで防水性能に影響をあまり及ぼしません。
 しかし、モルタルや防水シートまでひび割れてしまっている場合は、中に水が浸入してしまう可能性があるのです。 
また、程度の軽いものでも長期間放置すると外壁内部への浸水を許してしまい、建物の躯体構造に影響を及ぼすこともあります。
 定期的な外壁塗装をしっかりしていないと、壁が湿気を含んで微小ではありますが収縮していきます。  
これを繰り返すことによって『クラック』と呼ばれる目に見えないほどのひび割れが発生します。 
水が入れば外壁に使われている材料が劣化します。
また水が入らないとしてもクラック(ひび割れ)は大きくなったり数を増したりしていきます。 
すると雨漏りをするようになったり、壁がだんだんと崩れていったりするのです。 


クラック(ひび割れ)から侵入した水が影響を及ぼすのは壁だけではありません。 
家の土台や基礎が侵食されて、台風や地震などで家が倒壊してしまうということさえあります。
 このクラックが発生している場合、クラック補修を施してしっかりと下地の状態を整えてから外壁の塗り替えをする必要があります。 


適切な外壁塗装をして、新たな塗膜を作り防水性を高めることが大切なのです。

3-3 シーリングの縮み・割れ

シーリング材とは、サイディングボードなどのつなぎ目に使われているゴムのような素材のことです。


 外壁材のうち、サイディングボードやALCパネルなど、パネル状の外装材で外壁を仕上げた時は、パネルとパネルのあいだに目地ができます。
外壁塗装において「目地」と呼ばれるのは、この部分を指しているとお考えください。
 ちなみに、レンガ調外壁のへこんだ部分の事を、目地と呼ぶ場合もあります。  
外壁に張るボードやパネルは、非常に堅い板ですので、ぶつかったり強い負荷がかかったりすると、当然割れてしまいます。 
そのため、施工の際は、サイディング同士が重ならないように、並べて外壁に貼り付けていきます。
 この時にできる外壁材と外壁材の間が「目地」に当たります。


 目地は、そのままでは空洞になっており、外壁内部がほとんど剥き出しに近い状態ですので、ここにシーリング材と呼ばれるゴムの性質をもつ樹脂を注入して、保護します。
これをシーリング工事といいます。 硬い部材ではなく、ゴム性部材を詰め理由は、屋外の湿度や乾燥によって、外壁材に膨張や収縮が起きても、弾力性のある柔らかいコーキング材であれば、その動きに対して追従して、負荷を吸収してくれるためです。


建物は常に動いており、シーリングはその動きに追随しています。
 しかし、紫外線などによってシーリング材が劣化するとゴムのような弾性がなくなり、建物の動きに追随できず縮んでしまったりひび割れが発生したりします。 
それをそのまま放置していると、その隙間から雨水が建物内部へ浸入してしまいます。


シーリングは環境によって異なりますが、紫外線の影響を受け約5年を過ぎたあたりから劣化がはじまります。劣化が始まると、その「防水性」「伸縮性」を徐々に失い、最終的には雨漏りや外壁のひび割れの原因になります。 


雨漏りや外壁のひび割れは建物全体の劣化速度を一気に加速させる要因となります。 
シーリングをする目的は、つなぎ目から侵入する「雨漏りを防ぐ防水性」と地震などにより建物が揺れた際に「伸縮性により建物を守る耐震性」にあります。


 ペイントホームズでは、高耐久でありながら可塑剤が出ない高級シーリング材を標準使用しています。

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