#シーリング 役立つ塗装知識
窓まわり(サッシ)のコーキング打替え、増し打ちどっちがいい?
紫外線、降雨、温度変化など様々な自然現象からコーキングの劣化状況は変わってきますが・・・。
今回のご質問の中で窓まわり(サッシ)という箇所が出ております。窓まわり(サッシ)の周囲にもコーキングが施されていますが、構造上の問題でコーキングをすべて除去することが難しい場合があります。その場合は、劣化している分だけを取り除き、その上からコーキングをする増し打ちという方法をとる場合がございます。また窓まわり(サッシ)は雨漏れの危険性もあるので、密着不良などなければ、増し打ちの方が雨漏れの心配がなくなります。また窓まわり(サッシ)には防水テープが張ってありコーキングを撤去することで防水テープを痛めてしまうこともあります。このような理由から窓まわり(サッシ)の場合、現況判断で施工する場合があり、絶対的に撤去しなくてはならないというわけではありません。
逆に撤去打ち替えの場合もあります。 外壁材は、常に自然環境に晒されているため、太陽光や雨の影響を受け伸縮したり、地震・風により外壁材がずれることがあります。またジョイント目地は、ワーキングジョイントと言って建物が動く時に目地間で動きを逃がすので、破断している率が高いのです。このためサイディングの目地は、劣化が早く撤去打ち替えをしています。 施工部位や劣化の状態によって最適な施工をするのが良いと思います。シーリング(コーキング)の打ち替えは先打ち後打ちはどちらがいい?
「先打ち」と「後打ち」の使い分けについて