外壁塗装のベストシーズン? ・・・塗装におすすめの季節
- 目次
1.
外壁塗装に適した季節っていつなの?
2.
季節ごとのメリット・デメリット!
3.
春
3-1 気温・湿度ともに安定している
3-2 春に外壁塗装する際のデメリット
3-3 春の外壁塗装をする際に気をつけたいこと
4.
梅雨
4-1 梅雨時期でも不可能ではない
4-2 梅雨外壁塗装する際のデメリット
4-3 梅雨に外壁塗装する場合の注意点
5.
夏
5-1 塗料の乾きが早い
5-2 夏に外壁塗装する際のデメリット
5-3 夏に外壁塗装をする際に気をつけたいこと
6.
秋
6-1 秋の穏やかな気候が大きな理由
6-2 秋に外壁塗装する際のデメリット
6-3 秋に外壁塗装をする際に気をつけたいこと
7.
冬
7-1 冬も条件を満たせば施工可能である
7-2 冬塗装のデメリット
7-3 冬に外壁塗装をする際に気をつけたいこと
8.
まとめ
いい家とは・・・。
家族が笑顔になる家。快適な暮らしが出来る家。
四季を感じ
住まう人が幸せになる家_。
1. 外壁塗装に適した季節っていつなの?

家は、時間が経つにつれて劣化が進んでいきます。ガーデニング用品や自転車など外に置きっぱなしにしているものは、屋内にあるものより劣化が早いですよね。それは屋外の過酷な環境にさらされているからです。
家を守っている外壁・屋根は、晴れていれば紫外線が容赦なく降り注ぎ、天気がくずれれば風雨にあたります。
劣化が進み塗料の剥がれやひび割れなどが発生してくると見た目も気になりますのでメンテナンスを考え出します。定期的に外壁をメンテナンスすることで外壁の耐久性が守られます。また、建物の寿命を延ばすことに繋がります。
外壁塗装は決して安い買い物ではありません。高額な費用をかけてするメンテナンスなので出来れば施工の適した時期に行いたいものです。そこで気になる塗装のタイミング!「いつ塗装すべき?」という点は気になるものですよね。
そもそも外壁塗装にベストシーズンはあるのでしょうか?
日本には四季があり、それぞれの季節が自然の風景を彩り、楽しませてくれます。四季の移り変わりを感じながら日々を過ごすことは、四季のある日本の醍醐味ともいえます。しかしその一方で、この美しい自然は、時として私たちに災害をもたらす厳しい自然へと姿を変えます。
春夏秋冬・・・一年を通して様々な環境の中で外装メンテナンスにふさわしい時期はあるのでしょうか。
寒冷地をはじめとした地域差はあるものの、日本の環境を考えると塗装に適した気温や湿度は一般的には「気温…10~30℃」・「湿度…45~80%」が、適正範囲と言われています。
例えば塗料は気温が高いほど早く乾燥しますが、あまりに高温すぎると針でつついたような小穴が生じてしまうこともあります。その他にも高湿度な場合は表面に水分が付着してしまったり、結露が発生したりといった不具合が起きる可能性が高くなります。わたしたちが不快に感じるような極端な気候は、塗料にとってもよくない条件となると考えましょう。
近年では真夏日で35℃を超える日も少なくないため、あまりにも暑い日は工事を中断せざるを得ません。また北海道などの寒冷地で氷点下になるほどの気温の場合は、塗装工事の実施自体を避けるのが無難でしょう。
季節を問わず以下のような場合は施工できない場合が多いです。
【早朝、夜間】
日中との気温差が激しい早朝や夜間は、金属部分に霜や露が付着する可能性もあるため注意が必要です。
【強風時】
強風によって飛散しているチリやホコリが塗装面に付着しやすいだけでなく、塗料自体も飛び散ってしまいます。
【降雨時】
水は塗装の大敵です!雨水で塗料が薄まってしまったり、塗装中の部分に雨水が触れたりするとまだら模様になってしまいます。当然乾燥させることも出来ないため、たとえ小雨であっても湿度が上昇しそうであれば塗装は延期されます。
これらはあくまで塗装に関してのみ影響を与えるものなので、例えば足場を組み立てたり養生シートを張ったりなど他の作業は、天候の程度によっては進められる場合もあります。
2. 季節ごとのメリット・デメリット!
外壁塗装などの外装工事では、なぜ季節が大事だと言われているのでしょうか。
塗料を美しく塗るためには、気温と湿度が適切な日に塗装工事を行うことが大切です。
気温5℃以下かつ湿度85%以上は、塗料の乾燥に不都合な状況・環境として塗料メーカーが注意事項としてあげています。
塗料は、見た目を良くするだけでなく、耐候性・遮熱性・防水性・防汚性などを強化する役割があります。塗料の乾燥が不十分であれば、これらの性能が十分に発揮されません。
一般的に外壁塗装に適した季節は、春や秋といわれています。では夏や冬の外壁塗装が出来ないか…?と言ったら必ずしもそうではないんです。